院長 川名部 大 (かわなべ だい)
- 川名部歯科医院は、1985年に創立とのことですが・・。
-
そうなんです、父が30代で糀谷という地域で歯科医院を開院して30年以上になります。
2017年の今年で32年目ですね。
僕と同い年です。父が創業者、私が二代目。
この地域で30年間、地元の人たちのお口の中を守ってきました。
さらに今後、いい伝統を継承しつつ、さらに発展させていきます。
- 新しい川名部歯科医院のコンセプトをお聞かせください。
- コンセプトとしては「話をしっかり聞く」ということです。
不安な気持ちでいらしている患者さんが多いと思うので、不安なイメージを、どうして持っているのか?を伺いたいです。
- 患者サイドからすると、歯医者さんってだけでドキドキしますし、どこまで本当のことを言っていいかわからないんですよね。
-
そうですよね。
ですので、本当に言いたい事を引き出す方法としてカウンセリングルームでお話を聞く時間をとります。歯科医師になりたての頃は、途中で来なくなった患者さんがいました。
歯科医師を続けていく中で、どうしてその患者さんが来なくなったか?ということを考えたとき、治療に対してわからない点を持っていて、途中で来なくなったという事が分かったんです。
なので、患者さんの話をちゃんと聞いて「今、こんなところを目指してやっているんだ」ということを伝えるようにしました。
最初に患者さんの思いを聞いて、それに合わせた治療のゴールを持っていくようにしていきました。
その結果、患者さんが満足して予防歯科でしっかり通っていただけるようになりました。
「伝える」ではなく「伝わる」ことが大事なんだなと思いましたね。
- 勤務医をしていた中で、ヒヤリングが大事だなということ、「治療」から「予防」へ持っていけることがゴールだということに気づかれたんですね。
- そうですね、「予防歯科」に入っていただくことが大事なんです。
せっかく治した歯が、来なくなって壊れてきちゃって、また治療が1からとなってしまうと、患者さん自身が大変な思いをしてしまいます。
治した歯を守っていくための「予防歯科」に年に何回か来ていただくだけでも、お食事に不安がない状態を保てます。
そのことが大事だと思っています。
- 治療をしなくていいように、コントロールできるような歯科医院ということですね。
- はい。
- 先生が歯科医師を志したキッカケを教えて下さい。
-
昔、ボーイスカウトという活動を行っていました。
活動の一環でボランティア活動がありまして、町のゴミ拾いとか、募金とか地域のお手伝いをさせていただいたときに、「人から感謝される」という事がすごく嬉しかったんですね。
直接言葉を掛けてをもらうって嬉しいんですよね。
父は歯科医師で、直接患者さんから「ありがとう」という言葉を掛けてもらっているのが、すごく魅力的だったんです。
将来は父のような歯科医師になりたいと思いました。
「人の役に立ちたい」というのが一番。
身近な存在である父が、まさに人の役に立つ仕事をしていたということです。
- お父様は厳しかったですか?
- そうですね。
父はラグビーをやっていたので、体育会系ですね。
ラグビーをやらないか?と、ものすごく誘われましたけど、僕は断固バスケットでした(笑)。
- どんな歯科医院を目指したいですか?
- 今は時代も治療も違うので、自分なりのスタイルを持って一番いい治療を提供していきたいとは思います。
父が糀谷という地域で開業して、地域に根づくようなドクターになりたいということで始めたという話を前に聞かせてもらって、僕も同じ志でやりたいと思っています。
根源は変わらないと思います。
今回川名部歯科医院を新しくロゴマークを新しくし、意味は「誠実につなぐ」です。
ライトブルーは誠実さを、つなぐはロゴマークの形で表現しています。
患者さんやスタッフに誠実な思いで治療にあたり、縁をつないでいく。
また、父の志を誠実につなぐという決意も自分の中にあります。
開業当初の川名部歯科医院は1985年、これから30年と見据えると僕は2050年を目指す医院作りをしなくてはならないと思います。
時代がこれだけ変わって、患者さんに提供する医療だけが変わらない訳がないと僕は思います。
志は変えません。患者さんへの医療の伝え方を、時代にあったものにしていきます。
- 変わっていかなくてはならない?
- はい、でも根源は同じだと思います。
その中で、時代も進んでいますし、時代にあった治療、最新の治療をどんどん取り入れて患者さんのために提供していきたいと思っています。
- 医療連携で、専門医、プロフェッショナルを集めて、それぞれがプロの領域で協力し合って、一人の患者さんを診ていこうという、今最新の考え方ですね。
歯科だけでなくて医療も巻き込んでいこうという事だと思いますが、具体的に詳しく教えていただけますでしょうか? - そうですね、矯正の先生や、麻酔の先生と連携してやっていきます。
矯正、つまり歯並びの問題は専門的な分野なので、広く浅く全部やるんじゃなくて、より専門のプロフェッショナルの方にやっていただく。
麻酔のことも、かなり専門的な分野なので、専門の先生にやっていただくほうがトータルとしてより質の高い医療を患者さんに提供できるということで考えています。
- 麻酔医の先生がいる歯科医院って、あまりないですよね。
どういうケースを想定しているのでしょうか? -
まず、一番はインプラントです。
僕はそれを専門医としてやっています。
以前いた歯科医院でもそうでしたが、ほとんどの方が不安な思い、怖い思いを持っていてインプラントの手術に臨まれます。
いくら「大丈夫」と言っても、やっぱり手術中というのは、音がしたりするので、結構怖い思いをしてしまう。ですので、9割9分の方は「静脈内鎮静法(じょうみゃくないちんせいほう)」を受けていただいて、オペ(手術)をやらしていただきました。
後々、静脈内鎮静法を受けた患者さんに聞くと、ストレスが全くなく手術を受けれらたとおっしゃるんですね。
「もう終わったんですか?」とおっしゃる患者さんもいます。
どうしても取り除けないストレスを取り除くことができるので、やはり患者さんに負担をかけたくないという思いがあれば、麻酔の先生と連携を取った方がいいと思って。
- 静脈内鎮静法は、注射を打つんですか?
- 血液のルートをとって、そこにお薬を流します。
- ほとんど記憶がない状態になるんですか?
- そうですね、少し覚えているという方は何人かいますけど、寝ているような感じ、ほとんどの方は「もう終わったんですか?」とおっしゃいます。
- 全身麻酔に近いのでしょうか?
- 全身麻酔だと、前日にお食事しないとか、入院しなくちゃいけないとかそういうところが負担になってしまいます。
全身麻酔ほどではない軽い麻酔というところで、静脈内鎮静法します。
- 「静脈内鎮静法」がインプラントの麻酔としては、今はベストじゃないか?という考え方ですか?
- 自分は前の病院からそういうスタンスでやらせていただいて、患者さんの負担が軽減できているというのを実感しています。
ですので、川名部歯科医院でもそのようにやっていきたいと思っています。
- 「インプラントのイヤなところ」のアンケートのトップは「痛い」なんです。
「お金が掛かってもいいからやりたいオプションは何か?」というアンケートもあったのですが、ダントツで麻酔でしたね。
どれだけ痛くなくやれるかどうか?
川名部歯科医院のインプラントは「麻酔科の先生がいる病院でのインプラント」ということですね。
外科手術で穴をあけますから、心強いですね。
これはオプションですか? - オプションとして考えていますけど、基本的にはお勧めしていきたいと思います。
経済的な問題もあると思いますので、患者さんに選んでいただきたいと思います。
- 「静脈内鎮静法」って高いんですか?
- 基本的には相場は5万円くらいです。
- インプラント治療はそれなりのお金が掛かるわけで、「5万円で楽にやれるかどうか?」という判断な訳ですね。
インプラントの治療について、伺いたいのですが、先生はインプラントの専門医なんですか?
「認定医」の上が「専門医」ですよね?
「専門医」って何ですか? -
「日本口腔インプラント学会」という一番大きい学会があるんですけれども、その中で学会での発表を、僕は2回全国大会でやらせていただいて、後はケースプレゼンテーション試験というのを通過して、その上で去年「専門医試験」を受けさせていただいて合格することできました。
- 「専門医」は、いわゆる「インストラクター」をやる先生ですよね?インプラントをやる先生に教える先生ですよね?
- はい。
- インプラントについては、インプラントのインストラクター、つまり先生に教える先生ということですね。
インプラントは、以前テレビで放送になった「インプラントバッシング」で、まだその余波が残っているような感じなんですが、そういうものを見ていて先生はどう思われていますか? -
「インプラント治療」を正しくやっていくためには、「適正な専門の知識」を持って、深くまでやっていかなくてはならない「専門的な分野」と考えています。
先ほどの麻酔も矯正もそうですね。
なので、そういう専門的な勉強をしていない人が行ったインプラントがうまくいってないという現実なんじゃないかなと思っています。そのためには「正しいインプラント」。
つまり、ちゃんと本来の形で噛めるようにするために、人的には専門医である麻酔科の先生との連携、物的にはCTが必要になってきます。
- 川名部歯科医院には、CTが設置されたわけですけれど、インプラントにCTは必要ですか?
-
間違いなく必要だと思います。
歯周病の勉強も、歯周病の専門医に混ざって勉強会をやっていますが、まず「歯を残す」と事が自分の中で根底としてあります。
インプラントの専門医も持っていますけれど、まずは、歯を残すことが大事なんです。
歯周病は、歯が抜ける原因の一番で、歯が解けていく病気です。
インプラントをするには「骨がどれだけあるか?」という事がとても重要なんです。
「歯周病」という状態で、「骨がどれだけ残っているか?」を見ないで治療することは、敵を知らないで戦うことと同じです。
骨の状況を把握できないと、治療はできないと思うんです。中にはCTで診断をしっかりしないで「歯を抜かなくちゃならない」って判断されちゃうこともあると思うんです。
歯を残すためにもCTは必要ですし、歯を抜いた後のインプラント治療でも必要だと思います。
必ずしもインプラントのためだけではなく、歯を残すために、細部まで診断するためにCTが必要なんだと自分は認識しています。
- 素朴な疑問なんですが、CTってどんな医療機器なんですか?
- CTはインプラント等で骨の状態を確認するためにとる、三次元撮影になります。
普通のレントゲンは、二次元ですね。
- ありがとうございます、なかなか聞くに聞けないんですね、そういうこと。
わかってスッキリしました。
そうなると、CTは3Dで撮れる訳ですけれど、インプラントの治療という前にまずは3Dで撮って骨の状態を見たら「インプラントはできませんよ」という事もあり得るのでしょうか? - CTを撮って診断して、骨の量があまりにも少なくて、「これはインプラントじゃない方がいい」って方も中にはいるかと思います。
その場合、基本的には、骨がなければ骨を足すような治療を骨造成(こつぞうせい)というのですが、骨造成を考えていきます。
骨造成には、的確な診断が必要なのでCTで細部までの診断をして、安全安心に行っていきたいというのはコンセプトとしてあります。
- そうなると、CTは絶対必要な条件ですね。
その上でインプラントが出来る出来ないを診断する。さらに、骨造成の出来る出来ないもCTの3Dのデータがないと検討ができないということですね? - そうですね。
- ということは「インプラントがちょっと厳しいかもしれない」という患者さんに対しても、川名部歯科医院で検討してひょっとしたら埋入(まいにゅう:インプラントを埋めること)出来る状態を検討・可能性を模索してくれるということですか?
他の医院で断られたけど「まだちょっとあきらめきれない」という人も再検討できるということでしょうか? - そうですね。
川名部歯科医院で再検討させていただいて、診ていきたいと思っています。
その中でもインプラント治療がこの患者さんにとって最善の治療であればそれはやりますし、インプラント治療じゃない他の方法があれば提案していきます。
- セカンドオピニオンとしてもウエルカム?
- もちろんもちろん。
他の病院からのCTも承りますし、そういう風に考えています。
- インプラントはマスコミでもいろんな事を言われています。
この医院では、訓練して正しい知識のある「専門医」に相談して、麻酔などはそれぞれプロフェッショナルが担当して、しかもCTを使って3Dで診断するわけですね。 - はい。
逆に専門医として、こんなアプローチもできます。
インプラント治療した後にお困りの方とか・・・実際に前の病院でも診ていたんですけど・・・そういう方もいつでも相談してほしいですね。
もし、他の病院で入れたインプラントや、インプラント治療をした後にお困りの方がいれば気軽にご相談していただければと。
- インプラントを他の歯科医院で打った後、川名部歯科医院で来るっていいんですか?
-
基本はその病院で解決していただきたい問題ではあるんですけれど、引越しや転勤などの事情や、また、中には誰にも相談できなくて一人で不安になっている患者さんがいるかと思います。
そういう方であれば、専門的な知識があるのでご相談していただければと思います。
- インプラント専門医を探して、さまよっている患者さんもいると思うんですね。
そういう患者さんが、川名部先生のような先生に出会えるといいですね。 - そうですね。はい。
- インプラントについて、今後大事な治療になっていくのですか?
- インプラント治療に関しては、永久歯に変わる「第三の歯」と言われていますし、今後も消えないで確立していく治療だと考えています。
今後、歯科業界、インプラント業界も含めて課題だと考えているのは、「インプラントが寝たきりの高齢者になった時にどうなっていくのか?」を考えなくてはいけません。
それも含めて「訪問診療」も考えています。
- 訪問診療は、すでに川名部歯科医院ではやっているのでしょうか?
- はい、やっています。
糀谷から半径16キロ、大田区全般に行けますが、まずは糀谷の地域を中心にご相談いただければと思っています。
- 実際に誰が訪問診療に行くんですか?
- 僕と、父、あと将来的に入ってくれる先生です。
- たとえば、寝たきりになる前にインプラントを埋入されている方がいらっしゃる、寝たきりになると噛めなくなってくる・・・。
そうなると、インプラントってどうなるんでしょうか? - インプラントが残ってしっかり噛めている方もいらっしゃいますが、インプラントした患者さんより介護の方が困っていることが多いです。
僕の経験上あるのですが介護の方に「インプラントは歯ブラシして大丈夫なのか?」とか聞かれますね。
訪問診療は、前の病院でも行ってたんですけれど「インプラントっていうのは磨いても大丈夫なんですか?」とか、「破損など、何かあったら、高額な治療だっただろうから、お手入れに困る」というので磨いてない介護の方や施設の方がいました。
ですので、正しい知識をお伝えして、理解していただき対応していければと思っています。
- 訪問診療、介護の現場でも、先生のノウハウは活かされますね。
- そうですね、これから増えていくと思っているので、ご相談していただければと思っています。
- 麻酔の先生についてお伺いします。麻酔の先生が関わるのは、インプラントですよね?
-
他の治療にも関わります。
後でお話してくれると思うんですけど、無痛治療というのも考えています。
⇒麻酔医の先生のインタビューページへ
その辺も含めて、いろいろ相談して「川名部歯科医院の麻酔」を考えていきたいと思っています。麻酔は、3~4時間かけて治療回数を減らすという方法もあります。
歯の治療って、せいぜい1時間口を開けているのがやっとなんですね。
でも、静脈内鎮静法を用いることによって、長時間口を開いていられることができるので、治療も長時間かけてすることができるのです。
なので、通院回数は減らせます。また、本当の意味での完全無痛治療もできます。
静脈内沈静法をすることで、痛みを感じずに治療を終えることができるからです。
歯医者がどうにも苦手で、治療が滞っている方、本当につらい方、そういう方には安心して治療を進めることのできる方法の一つだと思います。
- 歯科矯正について伺います。「こどもの矯正」と「大人の矯正」があると思うんですが、川名部歯科医院の矯正治療はどのようなものですか?
- 小児矯正も、大人の矯正も、両方とも視野に入れて考えていきます。
あと「マウスピース矯正」とか、ベロ側にワイヤーをつける外から見えない「舌側(ぜっそく)矯正」も考えていきたいと思います。
- どちらもやるのですか?
-
はい。大人も子供も専門分野として確立した先生がいらっしゃいます。
まず月一回からスタートします。
矯正をしっかりやっていくために、CTと一緒に「セファロ」という矯正歯科には欠かせないレントゲンを入れます。
医院として「矯正治療」「インプラント」「歯周病」の治療も含めて「診断」が大事だと思っているので、セファロです。矯正治療はワイヤー、マウスピース、舌側(ぜっそく)までやります。
実は、今回お願いする矯正の先生は、バスケットボール部の先輩です。
評判いいんですよ。
「矯正道」を突き詰めようとしています。
⇒矯正の先生のインタビューへ(※テキストリンク)矯正については、矯正の専門医である井波先生と、セファロというレントゲンという強い武器があります。
- 医院全体として、プロフェッショナル集団なのですが、その先のビジョンをお聞かせください。
-
今後を含めて考えると、来年「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」を専門的に勉強している先生が来てくれるので、さらに専門分野のプロフェッショナルが増える予定です。
あとは、自分自身も、歯周病の専門医を目指していますので、歯周病専門医たちの勉強会にも4年前くらいから所属させてもらっています。
今年、認定医から受験して、2年後くらいには専門医を習得できる予定になっておりますので、その分野も確立していきたいと思います。さらに、将来的には、自分の弟が糖尿病専門医を目指していて、糀谷でやっていきたいと言っています。
将来的には医科の糖尿病の分野、歯科の歯周病専門医として分野で「医科歯科連携」を考えていきます。
- 日本の医療が、今、一番のやらなくてはいけない分野ですね。しかも糖尿病と歯周病、ストライクですね。
- 弟は、僕の一つ下で卒業して4~5年、今、聖マリアンナ大学の医局に所属して、糖尿病専門医を目指して日々診療しています。
医科も歯科も専門医は、習得がなかなか大変らしいのです。
今、発表だったり、論文だったりを執筆して勉強しているそうです。
将来的な話ですけれど、一緒にやっていきたいと考えています。
- ここで医科も歯科も一緒に受けられる、しかも、麻酔医がいてなんて患者さんからすると夢のような話ですね。
- 医科と歯科がしっかり連携している病院は、開業医レベルでは全国でも数えれるくらいの数しかないです。
本当に患者さんに向き合っていくためには、そういう集団を作っていきたいと思います。
- 摂食嚥下の先生は、医科になるんですか?
- 歯科ですね。
松戸歯学部に所属していますが、分野としては「障害者歯科」というところに入っている先生です。
今一番言われている「誤嚥性肺炎」、つまり死亡の原因のひとつとして言われているもので、その分野の学会で誤嚥性肺炎の論文の最優秀賞を受賞した先生です。
そういった知識もありますし、今まさに「摂食嚥下」の内視鏡を勉強して、勉強してきたことを臨床に落とし込んでいるところだと思います。
その先生が来年の4月から来てくれるので、それまでのものを基盤として、訪問診療を軌道にのせてやっていきたいと考えています。
今までは、川名部歯科医院に来ていただいていた方が寝たきりになった時にフォローアップしている感じだったのですが、将来的には、寝たきりに方は誰でも相談できる、そこも専門的にやっていきたいと思っています。
- 先生の意気込みをお聞かせください。
- 自分自身が、患者さんのためになる歯科治療の勉強がすごく好きで、今、日曜祝日はほとんど学会や勉強会ばかりです。
患者さんの希望を第一にその上で最良の医療を提供したいと考えています。
「勉強したことを反映して提供していきたい」というのが一番強い思いとしてあります。
- ここは将来的には体のあちこちを診てくれる「医療コンプレックス」になりそうですね。
-
歯はお口の中の一部なんですけれど、そこを通じて身体全体が健康になることをゴールとしてやっていきたいと思っています。
【インタビュー】2017/4/29