歯ぐきの移植/歯を支える骨の再生/歯の移植
【A】歯ぐきの移植(歯肉の再生/CTG)
歯ぐきの移植?!そんなこと出来るの? はい、出来ます。
「歯肉が下がって気になる」「歯の付け根が下がって、歯が長くなってきた」
歯ぐき(歯肉)が下がると、歯の一番表面にあるエナメル質の下の象牙質が露出し、凍みたり鈍く痛んだりします。
また、歯の矯正をした方は美意識が高い方も多く、「歯並びがキレイになったのに歯ぐきが下がってきて、気になる」という方もいらっしゃいます。
困っている方が秘かに多いのですが、そんな方に朗報です。歯肉の移植ができるのです。
専門的には、「結合組織移植術/CTG」( Connective Tissue Graft:コネクティブ ティッシュ グラフト)といいます。
どうやってやるの?
自分の口の中の歯肉を切り取り、歯ぐきの下がってしまったところに貼り付けます。
ヤケドをした時に、自分の他の場所の皮膚を移植する治療がありますが、それと同じ感覚と考えてください。
また、自分の体の一部ですので、拒絶反応がなく安心です。
このように変わります
Q&A
Q治療費の目安を教えてください。
A症例によって差異が出ますが、目安と目安として220,000円とお考え下さい。
Qすごく痛そうなのですが・・・。
A麻酔をしてから治療しますので大丈夫です。感覚としては、擦り傷が治るような感じです。
Qどうして矯正をしたのに、歯ぐきが下がることがあるのですか?
A歯は動かせても、歯を支えてる骨(歯槽骨:しそうこつ)は動かせません。歯槽骨がないところに歯が動いても歯ぐきはついてこないので、歯ぐきが下がることがあるのです。
Q歯ぐきが下がる原因は?
A加齢や強すぎるブラッシングであることが多いです。
※料金については、料金表のページをご覧ください。
【B】歯を支える骨の再生(歯周組織再生療法)
歯周病は、歯周病菌が毒素を出して歯を支えている骨(歯槽骨:しそうこつ)が溶けてしまう「感染症」です。
歯周病の治療は、基本的にブラッシングや非外科治療の歯石除去で治していきます。
しかし、どうしてもすでに歯周病が重度の患者さんは非外科治療だけでは歯を残せないことも多いですが、その前に出来る事があります。
歯を支える骨の再生治療です。(歯周組織再生療法)
歯根膜・セメント質・歯槽骨の再生を促し、歯周ポケットの改善すなわち歯周病の改善が得られます。
どうやってやるの?
まずは、歯石や歯垢を除去します。
その後、歯を支える骨の再生を促す薬(リグロス・エムドゲイン)と、骨が少ない場合は骨補填材(こつほてんざい)をプラスします。
このように変わります
Q&A
Q治療費の目安を教えてください。
A症例によって差異が出ますが、目安と目安として130,000円とお考え下さい。
Q期間はどれくらいかかりますか?
A歯周組織再生療法自体は1時間くらいで行えますが、骨が再生されるまでは約半年くらいかかります。
※料金については、料金表のページをご覧ください。
【C】歯の移植
「臓器の移植」は聞いたことがあると思いますが、歯も移植ができるのをご存知ですか?
歯と歯ぐきの間に歯根膜(しこんまく)と言われる卵の薄皮ほどの厚さの膜があり、センサーやクッションの役割をしています。
歯根膜が健康な状態であれば、移植が出来ます。
親しらずを移植することが多く、歯が抜けたところの歯槽骨を移植する歯に合わせて削り移植します。
なお、形が合うところにしか移植はできませんので、詳しくはお尋ねください。
Q&A
Q治療費の目安を教えてください。
A症例によって差異が出ますが、目安と目安として55,000円とお考え下さい。
※料金については、料金表のページをご覧ください。
治療等に係る主なリスク、副作用等に関する事項
歯科治療に伴い、歯肉退縮、歯根吸収、虫歯、歯周病などを引き起こすリスクがあります。
また、生態的移動に関して個人差により予測された治療期間が前後する可能性や、当初の治療計画から変更を伴う可能性があります。
患者さまが担当医から適応するとの診断を受けた場合、患者さまが担当医による歯科治療を希望する場合は、担当医と歯正治療に関する診療契約を締結するものとします。
なお、本診療契約は患者さまと担当医の間で締結されるものであって、弊社は契約の当事者になるものではなく、歯科医業を行うものではありません。
患者さまが担当医から適応しないとの診断を受けた場合、本契約は終了するものとします。
受診において、患者さまが、担当医から虫歯等の治療が必要と診断された場合であっても、患者さまが担当医による歯科矯正治療を希望する場合は、担当医との本診療契約を締結するものとしますが、当該治療等が終了するまでの間は歯科治療を受けることはできません。
歯科診療科目
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