歯が欠けた折れた(歯冠破折/歯根破折)
目次 / CONTENTS
1. 歯が欠けた・折れたとき、まず確認したいこと

食事中に歯が欠けた、何かを噛んだ瞬間に音がした。その直後、痛みがないからしばらく様子を見ようと判断する方は多くいらっしゃいます。欠けた範囲が小さい場合や奥歯では、鏡を見て初めて気づく、舌で触れて気づくなど、タイミングはさまざまです。数日後になって気づくケースもあります。
痛みがないことで安心してしまいがちですが、痛みがないことと歯の状態に問題がないことは別の話です。欠けた直後は神経が一時的に保護された状態にあることもあり、感覚として出にくいケースがあります。時間が経ってから症状が現れることも珍しくはなく、放置したぶんだけ対応の選択肢が少なくなっていくことがあります。
痛みがなくても受診した方がよいケース
歯の表面を覆うエナメル質は体の中でも最も硬い組織ですが、一度欠けると自然に修復されることはありません。欠けた深さによっては内側の象牙質が露出し、外からの刺激が歯の内部へ伝わりやすい状態になります。象牙質には細かな管が通っているため、細菌が侵入しやすく、そのまま放置すると虫歯が進行しやすくなります。
神経の治療(根管治療)を行っていた歯では、痛みを感じる神経がすでにないため、割れや欠けが進んでいても自覚しにくいという特徴があります。見た目に変化がなくても、内部で状態が進行していることがあります。痛みがないから大丈夫という判断が、後になって思わぬ方向に進むことがあるのはこうしたケースです。
また、欠けた直後は神経が過敏な状態になっており、冷たいものや刺激のある食べ物でしみる感覚が出やすくなっています。しみる症状が出ている場合は、すでに象牙質への影響が始まっているサインです。症状があるうちに受診しておくことで、対応できる幅が広がります。欠けたと気づいた時点で状態を確認しておくことが、その後の治療の選択肢を守ることにつながります。
2. 歯が欠けた
欠けた歯は、乾燥させずに(牛乳か、学校でしたら歯牙保存液がありますので浸しておいてください)当院までお持ちください。くっつくケースがあります。
歯が欠ける4つの原因
1. ぶつけて欠けた(外傷性)
ラグビーなどのダイレクトなコンタクトが避けられないスポーツをすると、ぶつかったり転んだりしたことで歯が欠けることがあります。また、交通事故等で欠けることもあります。
2. 歯ぎしりで欠けた
歯ぎしりは気づかないうちに、歯にダメージを与えます。同じことが、食いしばりでも起きます。どちらも無意識でしていることなので、ご本人に自覚のあることはまずありません。でも、自分の体重と同じ位の力が加わるのですから、歯が欠けてしまうのも、合点がいきます。(食事時は、体重の半分から1/4の力で噛むように無意識に調整されています)
3. 虫歯で欠けた
虫歯が進むと、残っている歯の部分は脆くなり、歯が欠けることがあります。
4. 酸蝕歯(さんしょくし)で欠けた
酸蝕歯(さんしょくし)ってご存知ですか?飲食物の「酸」で歯が溶けることを言います。歯は酸性に弱く、長い間酸性のままでいると溶けてしまいます。砂糖や炭酸飲料、かんきつ類や酢をダラダラと飲んだり食べたりしていると、口の中を長い時間酸性の状態にさらしておくことになり、歯が溶けるのです。
歯が欠けたときの治療方法
欠けた部分の大きさによって、治療の方法は変わってきます。
1. 一部欠けた
「コンポジットレジン」という硬い樹脂で歯の修復をします。
2. 歯の多くの部分が欠けた
「クラウン」という被せ物をします。神経がダメージを受けて温存が難しい場合は、神経をとって「歯の根の治療」をします。
3. 根元から折れたり、縦に割れてしまった場合
歯を失ったときと同じ治療、具体的には、ブリッジ・入れ歯・インプラントの治療をします。
欠けたままだとどうなるの?
歯が欠けると象牙質が露出し、その奥の神経にさわります。しみるだけでなく、汚れがたまり虫歯になりやすくなります。見た目としても、前歯であれば欠けているのは目立ちます。
3. 歯冠破折と歯根破折では治療方針が変わります

歯が欠けた・折れたという状態でも、欠けた場所と深さによって治療の方向性は大きく異なります。歯の見えている部分(歯冠)が欠けたケースと、歯の根まで割れが及んでいるケースでは、その後の対応がまったく変わります。
見た目には似たような状態でも、根まで割れているかどうかは視診だけでは判断しにくいことが多くあります。噛んだときの違和感、歯が少し浮く感じ、歯ぐきの腫れなど、気になるサインがある場合は、レントゲンやCTによる確認が必要です。どちらの状態なのかを正確に把握することが、治療計画を立てる前提になります。
見えている部分だけが欠けた場合の治療選択肢
歯冠破折は、歯ぐきより上の見えている部分が欠けた状態です。欠けた範囲が小さく、神経への影響がない場合は、コンポジットレジン(白い樹脂素材)を直接充填して修復できることがあります。比較的短時間で対応でき、保険診療の範囲で行えるケースもあります。
欠けた範囲が広い場合や歯全体の形が崩れている場合は、型取りをして作る詰め物(インレー・アンレー)や、歯を全体的に覆う被せ物(クラウン)が選択肢になります。素材は保険適用のものから自費診療のセラミックまで複数あり、歯の位置や噛み合わせ、見た目へのご希望に合わせてご提案します。
注意が必要なのは、見た目の欠け方が小さくても、内側への影響の有無は検査をしないとわからない点です。欠けた深さと神経への近さを把握したうえで修復方法を決めることが、長期的に使える治療につながります。受診時には、欠けた範囲の確認と合わせて、神経の状態も検査で確認しています。
歯の根まで割れている場合に抜歯が検討される理由
歯根破折は、歯の根の部分が割れた状態です。歯ぐきの中で起きているため、見た目にはほとんど変化が現れません。症状としては、噛んだときの痛みや違和感、歯が少し浮く感じ、歯ぐきの腫れなどが挙げられますが、無症状のまま経過するケースもあります。
当院では、歯科用CTを使って根の状態を立体的に確認しています。CTで把握できるのは割れの位置だけではなく、割れの深さ・方向・周囲の骨がどの程度残っているか・感染がどの範囲に及んでいるかといった情報です。レントゲンでは見えにくい部分まで三次元で評価することで、保存できる可能性があるかどうかの判断の根拠を得るようにしています。
院長は日本歯周病学会専門医として、歯根と周囲の骨の状態を評価する診断を日常的に行っています。歯周病の重症例では、骨が溶けた状態の中で歯を残すかどうかを判断することが求められます。歯根破折においても同様の視点、骨がどこまで残っているか、感染をコントロールできる状態かどうか、根の周囲の組織が回復できる余地があるか
を軸に評価しています。こうした専門的な評価を経てから、保存か抜歯かの方針を判断するようにしています。
歯根が割れると隙間から細菌が侵入しやすくなり、感染が周囲に広がることがあります。骨の状態や感染の範囲によっては保存が難しいと判断されることがありますが、破折の位置や範囲によっては保存を検討できる場合もあります。CT診断で状態を把握してから、抜歯が本当に必要かどうかを丁寧に確認するようにしています。
4. 欠けた歯を放置すると起こりやすいトラブル
欠けているとわかっていても、痛みがない・食事に大きな支障がないという理由から受診を後回しにすることがあります。忙しい中で歯科の予約を入れるのが先延ばしになるのは、珍しいことではありません。
欠けた歯は時間が経つほど状態が変化しやすいという特徴があります。まだ大丈夫だろうと過ごした期間に、気づかないうちに状況が進んでいることがあります。どのようなトラブルが起きやすいかを知っておくと、受診を判断するときの参考になります。
小さな欠けから虫歯やしみる症状につながることがあります
エナメル質が欠けると、内側の象牙質が口の中にさらされます。象牙質には微細な管が通っており、冷たいものや甘いものが当たるとしみる感覚が起きやすくなります。最初は少し気になる程度だったものが、時間とともに症状が強くなっていくことがあります。
象牙質が露出した状態が続くと、そこに細菌が定着しやすくなります。放置することで虫歯が進行し、歯の内部深くまで感染が及ぶことがあります。虫歯が神経に近い部分まで達した場合は、根管治療が必要になることもあります。最初の欠けが小さくても、治療の範囲が段階的に広がっていくことがあるのが、放置のリスクです。
しみる症状が出ている場合は、すでに象牙質への影響が始まっているサインです。症状があるうちに状態を確認しておくことで、その後の対応の幅が広がります。症状がなくても、欠けた部分の内側がどうなっているかを把握することが、進行を防ぐための判断材料になります。
噛み合わせの負担でさらに割れることがあります
歯が欠けると、その部分に噛み合わせの力が集中しやすくなります。食事のたびに特定の箇所に繰り返し力がかかることで、残っている歯の部分にひびが入ったり、割れが広がったりすることがあります。欠けた面積が小さくても、形が崩れている部分には想定以上の力がかかりやすいです。
特に注意が必要なのは、以前に神経の治療を行った歯です。根管治療後の歯は水分の供給が減ってもろくなりやすい傾向があり、欠けた後の割れが進みやすいです。外から見えない部分でひびが進んでいることも、珍しくはありません。
歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方も、欠けた歯への負担が大きくなりやすいです。夜間に気づかないうちに力がかかり続けることで、日中だけの使用よりもダメージが積み重なりやすくなります。こうした習慣がある場合は、欠けた治療と合わせてナイトガード(マウスピース)の作製を検討することもあります。欠けた歯への対応が早いほど、こうした連鎖的なダメージを防ぎやすくなります。
5. 歯が欠けた・折れた場合の治療方と選び方

歯が欠けたらどんな治療になるのか、具体的なイメージが持てないまま受診をためらっている方もいらっしゃいます。大がかりな処置になるのではないか、という不安が受診を先延ばしにする理由になることもあります。
実際の治療方法は、欠けた範囲・深さ・神経の状態・残っている歯の量によってさまざまです。修復だけで対応できるケースもあれば、神経の治療が必要になるケースもあります。どの方法が適しているかは検査のうえで判断しますが、大まかな選択肢を知っておくことで受診前の不安が和らぐことがあります。
詰め物・被せ物で修復できるケース
欠けた範囲が小さく、神経への影響がない場合は、コンポジットレジンを直接充填して修復できることがあります。型取りが不要で比較的短時間で対応できます。保険診療の範囲で行えるケースもあります。
欠けた範囲が広い場合は、型取りをして作る詰め物(インレー・アンレー)や被せ物(クラウン)が選択肢になります。素材は保険適用のものから自費のセラミック素材まであり、それぞれ耐久性・見た目・費用が異なります。歯の位置や噛み合わせ、見た目へのご希望に合わせてご提案します。
修復の方法は、欠けた深さと内側の状態を確認してから決めます。見た目の欠け方だけで判断するのではなく、内部まで把握してから方針を立てることを大切にしています。どの方法にするかは、ご説明を聞いてからご判断いただけます。
神経の治療や抜歯が必要になるケース
欠けた深さが神経に及んでいる場合は、根管治療が必要になることがあります。根管治療は歯の内部を清掃・消毒し、感染を除去して歯を残すための処置です。当院ではマイクロスコープを使って根管内を拡大視野で確認しながら処置を行っています。根管は非常に細く、内部の構造は複雑です。マイクロスコープによる拡大と光源の確保が、感染部位の把握と取り残しの少ない清掃につながります。見えているところしか処置できないという点で、拡大視野の有無は処置の精度に直接関わります。以前の治療の際に感染が残っていたケースや、根管の形状が複雑なケースでも、できる限り内部を確認しながら進めるようにしています。
歯根が割れているケースでは、状態によって抜歯が必要になることがあります。ただ、院長は日本歯周病学会専門医・日本口腔インプラント学会専門医の両方を持っており、インプラント治療にも十分対応できる立場にあります。だからこそ、インプラントありきではなく、まず自分の歯を残すために何ができるかを先に検討するという考え方が診療の軸になっています。インプラントを選択できる状況であっても、自分の歯を使い続けることの優位性。
噛み心地・骨への刺激・長期的な口腔内環境。を踏まえたうえで、保存の可能性を先に精密に検討しています。
抜歯の判断は、CT診断で根の状態・周囲の骨・感染の範囲を確認してから行うようにしています。保存が難しいと判断されたケースについては、抜歯後の補綴として入れ歯・ブリッジ・インプラントの選択肢をご案内します。それぞれの特徴・費用・メンテナンスのしやすさも合わせてご説明します。
6. 治療費は破折の範囲と治療方法で変わります

歯が欠けた・折れたと聞いて、費用がどのくらいかかるのかが気になる方は多くいらっしゃいます。費用面への不安が受診をためらわせることがあるため、大まかな考え方を整理しておきます。
治療費は欠けた範囲・選ぶ素材・治療方法によって変わるため、一概にお伝えすることはできません。保険診療と自費診療それぞれの枠組みを把握しておくと、受診後の判断がしやすくなります。費用が気になる場合は受診時に遠慮なくお伝えください。内容を確認してからご判断いただけます。
保険診療で対応できる治療と自費診療になる治療
欠けた範囲が小さい場合のレジン充填や、金属素材の詰め物・被せ物は保険診療の範囲内で対応できるケースがあります。保険診療は費用の自己負担が抑えられる反面、使用できる素材に制限があります。見た目や長期的な耐久性を重視する場合は、自費診療の素材を選ぶ方がよいケースもあります。
セラミック素材を使った修復や、マイクロスコープを用いた精密根管治療は自費診療になります。費用の目安は治療内容によって異なるため、受診時に治療方針と合わせてご案内しています。保険でできる範囲と自費の違いを確認してから、どちらにするかをご判断いただけます。いきなり高額な費用が発生することはありませんので、まずは現状を確認することからご相談ください。
抜歯が必要な場合は、その後の治療費も含めて考える必要があります
抜歯が必要と判断された場合、抜歯処置の費用に加えて、欠損部分をどう補うかによってトータルの費用が変わります。入れ歯やブリッジには保険適用の選択肢がありますが、インプラントは自費診療になります。
それぞれ見た目・機能・メンテナンスのしやすさに違いがあるため、状態とご希望を踏まえてご説明します。抜歯が必要かどうかの判断も含め、まずは現在の歯の状態を確認してから選択肢と費用感を整理してお伝えします。費用面に不安がある方も、どこまでが保険で対応できるのか、何が必要になりそうかを最初に確認してからご判断いただけます。
7. 歯が欠けた・折れたときの応急処置とやってはいけないこと

歯が欠けた後、受診するまでの間にどう過ごせばよいかわからないという方は多いです。何をしてはいけないのか、何をすればよいのかが整理できていないまま過ごすことで、意図せず状況を悪化させてしまうことがあります。受診前の対応として押さえておくべきことをまとめておきます。
欠けた部分を舌や指で触りすぎないようにしましょう
欠けた後は気になって舌で触れてしまうことが多いですが、繰り返し触れることで欠けた部分の鋭いエッジが粘膜を傷つけたり、汚れが入りやすくなったりします。食後は水で軽くうがいをする程度にとどめておきましょう。
しみる症状が出やすい場合は、冷たいもの・熱いもの・甘いものを欠けた部分に当てないよう意識してみてください。刺激によって症状が強くなることがあります。欠けた側で硬いものを噛むと、残っている部分に余分な力がかかるため、できるだけ反対側を使って食事をするよう心がけてください。
欠けた面が鋭く、舌や粘膜が傷つきやすい場合は、受診時にその旨をお伝えください。鋭い部分だけを先に整えるなど、対応の優先順位を調整することがあります。
接着剤で戻す・硬い物を噛むなどは避けてください
欠けた破片が手元にある場合、自分で元に戻そうとする方がいらっしゃいます。しかし、市販の瞬間接着剤や歯科用の仮着セメントなどで自己処置することは避けてください。外側だけを固定した状態では内部の確認が難しくなるうえ、接着剤の成分が歯や歯ぐきに影響を与えることがあります。後の治療がより複雑になるケースもあります。
破片はそのままの状態で保管して持参してください。乾燥が気になる場合は清潔な袋に入れておきましょう。
受診前に強い痛みや腫れが出てきた場合は、できるだけ早めにご連絡ください。そうでない場合も、欠けたと気づいた時点での早めのご予約をお勧めしています。受診前に不安な点があれば、電話でご相談いただければ状況に合わせてお答えします。
8. 受診後の流れと相談時に伝えるべきこと

歯が欠けた・折れた状態で歯科を受診するのが初めての方は、どんな流れで診療が進むのかわからなくて不安に感じることがあるかもしれません。どんな検査をするのか、その日のうちに治療が始まるのか、費用はいつ確認できるのか。事前に流れを知っておくと、受診のハードルが少し下がることがあります。
いつ・何をして欠けたのかを伝えると診断が進みやすくなります
受診時に、いつ・どのような状況で欠けたかを伝えていただくと診断の参考になります。食事中なのか、硬いものを噛んでいたのか、転倒などの外傷なのか、朝起きたら欠けていた(歯ぎしりや食いしばりの可能性)のかによって、欠けた背景が変わります。欠けた原因を把握することは、治療後に同じことを繰り返さないための対策にもつながります。
その歯に以前から治療の経緯(詰め物・被せ物・根管治療など)があるかどうかも、わかる範囲でお伝えください。以前の治療の状態が、現在の欠け方に関係していることがあるためです。欠けた破片をお持ちの場合はあわせてお持ちください。
初診では、まず視診・レントゲンによる確認を行います。必要に応じてCTで骨や根の状態を立体的に確認します。検査後に治療方針と費用のご説明を行い、ご了承いただいてから治療を進めます。当日から処置を開始するケースもあれば、内容の確認後に改めてご予約いただく場合もあります。いずれも、説明を聞いてからご判断いただけます。
「できるだけ歯を残したい」と相談することが大切です
もう抜くしかないと言われるのではないかという不安が、受診を先延ばしにする理由になることがあります。しかし、抜歯が必要かどうかは検査の結果を見てからでなければ判断できません。状態を確認しないうちから可能性を狭める必要はありません。
当院では、できるだけ歯を残す方向で治療方針を考えることを大切にしています。インプラント治療にも対応できる立場ではありますが、まず残せるかどうかをCT診断や歯周病専門医としての評価で丁寧に確認してから、治療の方向性をご提案しています。
診察では、検査結果をお見せしながら、現在の状態・治療の選択肢・それぞれの特徴について説明するようにしています。説明したつもりで終わらせるのではなく、患者さんが何を不安に思っているか、どこまで理解できたかを確認しながら話を進めることを意識しています。歯科治療は一度で終わるものではなく、目標を共有しながら進める過程だと考えているため、疑問が出てきたタイミングで遠慮なく聞いていただける関係性を作ることを大切にしています。治療の目標がどこにあるのか、何を優先してどんな方法で進めるのかを患者さん自身が把握した状態で、治療を進めていただけるようにしています。
できるだけ歯を残したい、今の状態がどのくらい深刻なのか知りたい、どんな選択肢があるか整理したい。
こうしたご希望は、診察の最初にお伝えいただければ、その方向性を踏まえて説明を進めます。歯の状態と治療の方向性について、一緒に確認しながら進めていきましょう。